Counseling in Tokyo

「不安」と「うつ」はどう違いますか。

うつ症状を訴える人々の多くが不安感も共に抱いています。そしてまた、不安感を抱える人の多くがある程度のうつ症状を訴えます。この傾向のひとつの見方として脳内のある部位が不安感に関係し、それと異なるある部位がうつに関係しているということです。そしてこの違いは、実際の研究により実証されています。 

そのため、もしうつ病が主要な問題であるならば、不安感はその病気の症状の一部と考えられるでしょう。 これはカゼの症状として咳や熱が出ることと同様です。このように考えると、不安症が第一の問題である場合、うつはその症状の一部となります。または脳の両部分が問題を発生させている原因となる場合もあるかもしれません。

もうひとつの複雑な問題として、不安症とうつの両方を「気分障害」と区分する精神科医もいれば、それぞれを区別する医師もいるということです。このような問題は心理療法と薬物療法の両療法内で大きな範囲を占め、これらの分類はあまり重要ではなくなりつつあります。最後に大切なポイントとして、このような問題を抱える人々にとって不安症とうつ病の共有はありません。一つの病気により二つの精神状態が現れる事実を告知されることは、彼らにとって安堵感をもたらすことにもなります。

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